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★社説:日韓摩擦 頭を冷やして考えよう
日本の首相が署名した親書を韓国政府が突き返す。それを持参した韓国の外交官を日本が外務省の正門で門前払いする。
成熟した国家同士とはとても思えない、子どもじみた応酬があった。まるでタガがはずれてしまったような日韓摩擦のエスカレートを強く憂慮する。
親書を返送するという、著しく外交儀礼を欠いた韓国側の対応には驚く。李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸、
天皇陛下に対する謝罪要求に続く、行き過ぎた振る舞いだ。このようにぶしつけな対日姿勢を、いつまで続けるつもりなのだろうか。
政府は、相手側の非礼に合わせて建設的ではないやりとりを続けるより、
一定の良識を踏まえた対応で国際社会に日本の主張と姿勢を理解してもらう方が、賢明というものだ。
その意味で、「外交の品位」を考えて返送親書を受けとることにしたのは、妥当な判断だと考える。
首相親書の発出という形で、日本が竹島問題で譲れない一線があることを世界にもアピールできた。
日韓摩擦の急速な拡大は李大統領の竹島上陸とその後の発言が引き起こしたということを、韓国側は改めて認識すべきである。
大統領は、いわゆる旧日本軍の従軍慰安婦問題をからめて上陸を正当化したが、領土や歴史認識にからむ問題は、
政治基盤の強い指導者同士が落ち着いた雰囲気の中で真摯(しんし)に向き合うことでしか、処理することはできない。
政治家が個人的な思惑で不用意な行動に出れば、双方の国民世論をいたずらに敵対させ、対話の土俵づくりすら困難になるということを、
改めて肝に銘じてもらいたい。
そのうえで、日韓両政府はそろそろ頭を冷やし、対立の出口探しも始めるべきではないか。(続く)
毎日新聞 2012年08月25日 02時32分
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