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★“尖閣のエアポケット”に決意の接近！油断すれば中国上陸も
沖縄県・尖閣諸島に国民的関心が集まるなか、エアポケットになっている島がある。
尖閣第２の広さを持つ久場島（くばしま）だ。石原慎太郎知事率いる東京都による購入
計画からもなぜか外れているが、この島に先日、与野党の国会議員が接近した。
領土保全にかける彼らの思いとは－。
１９日午前、国会議員６人を乗せた船が久場島に向かった。島の近くで停船すると、
２人が海に飛び込んだ。民主党の向山好一衆院議員と、自民党の新藤義孝衆院議員だ。
２人は約１００メートル泳ぎ、島の近くの岩礁に日の丸を貼り付けた。同じころ
約２７キロ離れた魚釣島には地方議員ら１０人が上陸して全国ニュースとなった。
どうして、彼らは久場島を目指したのか。
向山氏は「尖閣諸島には８カ所のＥＥＺ（排他的経済水域）の起算点がある。久場島
はそのうち３カ所がある重要な国境の島だ。ところが、都の購入計画には入っていない。
油断すれば、中国が上陸する危険性もある。国会議員としては国土を守るために、
ぜひとも見ておかなければならないと思った」と語る。
個人所有である尖閣諸島４島のうち、現在の都の購入計画に入っている魚釣島など
３島は、埼玉県の実業家、栗原國起氏が所有しているが、久場島は妹の和子氏が所有
している。かつて同島は米軍の射爆場に使われていたが、現在では断崖絶壁に囲まれた
無人島である。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)（ジャーナリスト・安積明子）
URLﾘﾝｸ(www.zakzak.co.jp)
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