12/08/23 17:30:57.21 0
父親が子どもをつくる年齢が16・5歳高くなると、子に伝わる遺伝子変異の数が2倍に増えるとする
研究結果を、アイスランドの研究チームが22日、英科学誌ネイチャーに発表した。
ゲノム(全遺伝情報)に含まれる塩基配列1個の変異を調査。多くは無害とみられるが、別の研究で
自閉症や統合失調症との関連が報告された変異も含まれていた。チームは「最近になって自閉症が
増えているとされる背景には、父親の高齢化傾向が関係しているかもしれない」と指摘している。
アイスランドに住む両親と子ども1人からなる家族78組のゲノムを詳しく分析。子どもが持つ
塩基配列の変異が両親のどちらから伝わったかを調べると、父親からが母親からに比べ4倍多かった。
父親が子どもをつくる年齢が上がると伝わる変異が増加。36歳の父親は20歳の父親に比べ2倍、
70歳の父親は8倍も多い変異を子に伝える計算という。
ただ自閉症などの発達障害には多数の遺伝子が複雑に関係しているとされる。同誌にコメントした
専門家からは「重要な研究だが、老いて子を持つことを過度に心配する必要はない」との声も出た。
ソース:URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)