12/08/23 12:49:41.78 0
(>>1のつづき)
よくネットで、独身女性が結婚できない理由として「理想が高すぎる」という項目が挙げられているのを
目にします。「年収は最低でも400万以上で、専業主婦希望で、子供も考えるならうーん600万、
できれば1000万以上はないと厳しいかなぁ。見た目にはこだわらないけど、清潔感があって、
身長は私よりは高くないとイヤかも…」なんていうワガママ放題の「女性の意見」が取り上げられ
「自分だってそんな条件のいい女じゃないクセに、何高望みしてんだ! そんなんじゃ結婚できなくて
当たり前だろ!」と、まぁ「そりゃそうだよね」という至極まっとうな非難にさらされていたりします。
私の周りにいる独身女性は、もれなく仕事を持っています。彼女たちの口から、結婚したい相手の
条件として「年収」という言葉を聞いたことはありません。「普通に働いてれば十分」。そんな相手は
いくらでもいそうなのに、なぜ結婚までたどりつけないのでしょうか。
私を含め、彼女たちが求めているのは「心を支えあい、毎日を楽しく送れる相手」なのです。
経済的に全面的に保護してくれなくてもいい。何かあれば自分だって相手を助けるし、助け合いたい。
もちろん、見た目でもなければ、どんな企業に勤めているかとか、周りに自慢できる相手かどうか
なんて、どうだっていいのです。
でもそれって、言葉を変えれば「自分に合う相手」ということですよね。心を支えあうには、
話が合って、お互いを理解し合えなければいけない。条件で相手を探すのが「既製服を探すこと」に
近いなら、気持ち的に自分に合う相手を探すのは「オーダーメイドで自分の身体にぴったりくる
服を探すこと」に近い。
そして、人間はオーダーメイドでなんか作れないわけです。どんなにお金を積もうと無理。
これは、どんなあり得ないハイレベルな条件よりも、ある意味「高望み」なのかもしれないと思うのです。
(以上、抜粋)