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お手柄、高校生―。21日午後3時45分ごろ、室蘭市絵鞆町の絵鞆臨海公園沖合で
溺れていた登別市の30代男性を室蘭工業高校の生徒5人が救助した。男性は市内の
病院に搬送されたが、素早い救助だったため軽傷で済んだ。
5人は「ともあれ、無事に助け出せて良かった」と笑顔を見せていた。
救助したのは笹岡芳生さん(18)、西東佑弥さん(17)、阿部悠司さん(17)、
岩崎幹矢さん(16)、神賢志朗さん(17)の5人で同校の友人。
5人によると、男性は岸から10メートルほど離れていた深さ約4・2メートルの海上で
浮き沈みを繰り返していたという。「ぐったりしているようだった。息をしているのか分からなかった」
そうで、5人は夢中で海に飛び込んだ。
男性の元に泳いで着くと、まず男性を抱えて顔を海上に出して呼吸ができるようにした。その後、
自分たちが持ってきた浮輪を使って無事に助け出したが、水中に沈む寸前だっただけに間一髪の救出劇だった。
男性は家族で同公園を訪れ、水遊びをしていた。居合わせた別の家族の子どものサンダルが沖合へ
流され取りに行き、溺れたとみられる。
5人は同校入学後に知り合って以来、夏は一緒に泳ぎを楽しむ仲間。西東さんは「海で泳いだ経験が
役に立った」、岩崎さんは「自分も溺れるかと思った。5人で力を合わせたからこそ救助できた」と笑顔。
通報を受けて駆けつけた室蘭署員や市消防本部職員らは「勇気ある行動だ」と5人の行動を褒めていた。
[室蘭民報]【2012年8月22日(水)朝刊】
URLリンク(www.muromin.mnw.jp)
男性を助け出し、笑顔を見せる高校生ら
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