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(>>1のつづき)
日本の漁民は松島に棲息するセイウチを捕まえようと遠い航路をいとわず行き来した。朝鮮政府が海を
封鎖すると1696年に徳川幕府は政府文書「朝鮮通交大紀」にこのように記録した。「竹島(鬱陵島)と
松島(独島)がその国の土地であることを疑うことはできない」と。1877年に明治政府はこれを再確認した。
「竹島と松島は私たちと関係ない」(本邦関係無之)と。
ところで1904年の日露戦争当時、南下するウラジオストク艦隊を決死阻止しなければならなかった
日本は独島の戦略的価値に目をつけた。ついでに日本は1905年1月に閣議を開き独島を自国の
領土として登記した。無主地島を先取りするのは国際法上少しも問題はないという戦勝国日本の
強弁に米国と欧州列強はわざと知らぬふりをした。天皇が悲壮にしたあの話、「他国の主権を排し
領土を侵すが如きはもとより朕が志にあらず」ならば朝鮮、中国、満州を侵したことは自身の意では
なく軍部の意だったのか?朝鮮の歴史を消し内鮮一体を強制したのは「人類の文明をもまた
破却する」ことではいのか?それでも武力で強奪した小さな岩の島でもいま回復すればその
被害意識が少しは解けるのか? 「人ではないです」だ!
極度の被害意識は極度の妄想を呼び起こすものだ。竹島と松島を混同しながら自国の登記所に
「島根県隠岐島町」として登記した竹島に竹はない。島の特徴や形を指し示して名称を付けることが
朝鮮人の名づけの習慣。黒い山のような黒山島、文章家がいっぱいだという巨文島。朝鮮式ならば
竹島には竹が育たなければならない。ところがヤマブドウ、カンパニュラ、ヒエ、ダルマギク、すべて
朝鮮の野生の花だ。ただ1株ニシキギが育つ。それは領土欲なく礼義之理を守って2000年を
生きてきた韓民族の自尊心、独島には竹がなくてニシキギがある。
こんがらかる日本よ、「脳がないね!」
竹島の真のいきさつを知る日本人は少ない。大多数は終戦とともに竹島を失ったという極右勢力の
扇動を信じたいのだ。この時期を前後してよみがえる被害意識がいまや独島に移っている。それでは
私たちは加害者に変身するだろうか?36年の血塗られた歳月を置いて?
ソン・ホグン・ソウル大学教授(以上、一部略)