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正しく4階建てを理解する・・・「足し算」をして子供を守ろう 中部大学教授 武田邦彦
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抜粋
>【いくつかの事実】
> 第二次世界大戦後、大気圏核実験が行われ大気中にかなりの量のストロンチウムが放出された。このことによって、数10万人から数100万人の人が白血病になった。
>また日本でも白血病の増加は核実験の頻度と強く関係していて、年齢別に整理するとピークが観測される。
>1950年より結核予防法が施行され、全児童生徒にレントゲン検査が始まると白血病が急増した。そして1972年に全児童生徒から入学時だけに限定されたことによって、急激に白血病が減少した。
>健康診断による白血病の増加と考えられる。
>タバコの喫煙率が低下しても肺がんは増加しているが、健康診断などによる医療被曝が増大すると肺がんが増える傾向にある。
>肺がんにタバコの影響は明瞭に見られるが、それより、医療被曝、自動車排ガスなどの影響の方が統計的には肺がんに強い関係がある。
> ・・・・・・・・・
>原爆実験によって大気中に拡散したセシウム、ストロンチウム、プルトニウムが多くの人に影響を与えたことは考えられます。
>このような現象は統計的に起こるので、一人一人の人のこと(「おれは大丈夫だった」)を強調するのは科学的ではありません。
>このように被曝と健康についてはまだ学問的に不明な部分が多く(専門家が冷静に議論しても一つの結論にならない=学問ではない)、慎重に扱わなければなりません。
>特に、結核予防法によって被曝した児童が白血病や肺がんになった可能性が高いのですから、このような過去の経験をまじめに大人は考えなければならないでしょう。
>ともかく、「足し算」で考えてください。それは、原発被曝でも同じで、外部、内部、給食、瓦礫、運動・・・すべては足し算なので、
>自治体の人も「上司に怒られるから」というだけではなく、「市民を守る」と言うことから、「大丈夫」と言うときにはすべてを足し合わせて、
>その市でもっとも被曝感度が高い子供でも大丈夫という根拠を持って言って欲しいものです。