12/08/21 19:11:04.21 0
(>>2のつづき)
まず第一に考えられるのは、女性が「平均」だと思っている年収の認識が甘いということだ。
つまり、女性が思う平均と、現実的な平均がかけ離れてしまっているのである。
たとえば、実家暮らしの女性ならば、父親や母親の収入と自身の収入が、現在の生活水準を
支えているケースも多いだろう。しかし、現実的には自分の結婚相手が父親や母親の収入と
同水準であるとは限らない。若い男性ならなおさらだ。現状の生活水準を「平均」だと思って
しまうと、現実の平均とは大きくかけ離れてしまう。
しかし、結婚情報センターの担当者に聞くと、実際に婚活している女性は、そこまで甘い認識は
持っていないという。
「高望みする女性が少なくなってきたことは確かです。ただ、目の前に『三高』の男性が現れて
嫌だと思うことまずいないでしょうね。不景気が続き、女性の仕事も安定しないなか、『希望する年収』を
高めに設定するのは仕方ないことかと……」
つまり、女性としては現実の給与水準をしっかり認識しつつも、「もしかしたら、高収入の男性と
結婚できるかも」と夢見てしまうということだろうか。この理想と現実の差は、希望する年収と
最低年収の差(平均)が250万円以上開いていることにもうかがえる。
ただ、同じ結婚情報センターの調査では、結婚希望年齢までに理想の相手が見つからなかった場合、
「理想の相手が見つかるまで何年でも婚活を続ける」という女性が40.9%、「結婚をあきらめる」という
女性が12.8%もいた。「相手への希望や条件を下げて婚活を続ける」が26.6%、「希望年齢を過ぎて
出会った相手とはすぐに結婚をしたい」が11.6%だった結果と比べると、高い数値だ。
「理想の相手」の条件が「希望する年収」の男性だとしたら、半数以上の女性が理想を追い求め
続けるか、結婚を諦めてしまう可能性が高まる。筆者が男性だから言うわけではないが、ここは1つ
「最低年収」の方で手を打っていただくのはいかがだろうか。(以上、抜粋)