12/08/21 19:29:05.47 eVDXaBWPO
>>116
○土井委員
この東京裁判において戦争犯罪人として処罰されることのためには、戦争を引き起こした、侵略戦争を行ったということで処罰されているわけであります。
侵略戦争というのは、先ほど外務大臣がおっしゃるとおり、国際的にこれは犯罪ということに相なるかと思われますが、いかがでございますか。
○小和田政府委員
一般論として申し上げますと、極東軍事裁判の評価については学問的にはいろいろな意見がございますけれども、先ほども申し上げましたように、
国と国との関係におきましては、日本国政府といたしましては極東軍事裁判を受諾しているわけでございます。
その裁判の過程におきまして、先ほども申し上げましたような「平和に対する罪」ということが起訴理由になっておりまして、その訴因の第二十七で、
被告が中華民国に対し侵略戦争並びに国際法、条約、協定及び保証に違反する戦争を行ったということが挙げられておりまして、
御承知のような判決が出ているわけでございますので、そういうものとして政府は受けとめておるということでございます。
○土井委員
したがって、侵略戦争は国際的に犯罪であるということを認めるということに相なりますね、もう一度お尋ねしますが。
○小和田政府委員
この裁判において問題になった戦争あるいはこの被告の行動につきましては、それが裁判所に言うところの「平和に対する罪」を構成するという判決、
そういう裁判を受諾した、そういうものとして認めたということでございます。
(概要おわり)