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神戸市内で開かれていた「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会
2012」は19日、3日間の日程を終え閉会しました。のべ7000人が参加しました。
全日本教職員組合など26団体でつくる実行委員会は同日、「子どもたちのいのちを慈しみ人間と
して大切にする学校・地域・社会をつくるために力を合わせましょう」とのアピールを発表しました。
アピールは、大津市の中学生自殺事件について「なぜこのようなことが起きてしまったのか」
真摯(しんし)な討論と交流が行われたとしています。
そのなかで「いじめ」を暴力や人権侵害の問題としてとらえること、教職員が子どもの命と人権を守る
ことを何よりも大切にする感覚をとぎすますこと、子どもの中にこそ解決の力がありそれを引き出すことが
大切なこと、保護者と教職員が力を合わせること、新自由主義的な「教育改革」の抜本的改善なくして
根本的解決は難しいことなどが、「共感的に受け止められた」とのべています。
初めて「つどい」に参加した島根県の小学校教師(26)は「教師になって4年目ですが、現場は厳しくて、
余裕がない。ここに来て、全国のいくつもの実践を聞いて、とても勉強になりました。先生方がみんな
必死にやっていることもわかりました。本当にいい3日間になりました」と語っていました。
ソース しんぶん赤旗 2012.08.20
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(写真)教育のつどい最終日、いじめ問題を議論する分科会の参加者=19日、神戸市
URLリンク(www.jcp.or.jp)