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★無人偵察機:16年度以降、日本も導入 中国警戒監視で
政府は18日、米国の高高度滞空型無人偵察機グローバルホークを、次期中期防衛力
整備計画(16~20年度)期間中に導入する方向で検討に入った。海洋活動を活発化
させている中国に対する警戒監視を強化する狙い。3機と情報解析装置1基を数百億円
かけて導入し、米軍と共同運用することを検討している。
グローバルホークは運用高度1万5000~1万9000メートルの高高度から、
搭載センサーで広範囲にわたり地上を監視・偵察することができる。滞空時間は
約35時間、航続距離は約2万2000キロに及び、有人機よりも遠方まで情報収集に
行けるメリットがある。米空軍はイラク戦争などで使用。日本周辺ではグアムに3機
配備している。
防衛省は有人機のP3C哨戒機やRF4E偵察機で日本周辺の警戒監視を行っている
が、近年、中国が海軍艦艇部隊による太平洋への進出を常態化させるなど活動を活発化
しており、「P3Cなど現在の態勢では追いつかなくなりつつある」(同省幹部)のが
現状という。中国も無人機の飛行訓練を行っており、日本も高性能の無人機を導入する
必要があると判断した。
日米両政府は今月3日、ワシントンで森本敏防衛相とパネッタ国防長官が会談し、無
人機を含め共同の警戒監視活動について検討を深めることで合意した。日本政府は10
年度から高高度滞空型無人機の運用に関する調査を実施しているが、現中期防(11~
15年度)に導入計画はないため、当面は米軍のグローバルホークが収集した情報の共
有に向けて協議を進める。導入後はグアムに配備し、米軍と連携して運用する方向だ。
毎日新聞 2012年08月19日 10時18分(最終更新 08月19日 10時28分)【朝日弘行】
URLリンク(mainichi.jp)
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