12/08/18 10:22:21.04 0
>>1の続き
社会学者のクルィシタノフスカヤ氏は、欧州とアジアにおける女性の昇進･出世の特質として、
現在のところ現実的な結果が表れているのは政治分野のみだと指摘し、次のように語っている。
「新興国と先進国では、企業における女性の役職への昇進に違いがある。
新興国で成功している女性の経歴を見ると、そのような女性たちは通常、有力な家系に属している。
一方で西側は正反対で、女性たちはフェミニズム運動のおかげで自ら道を切り開き、十分に大きな成功を成し遂げた。
例えばフランスでは新内閣に１７人の女性大臣が含まれている。
欧州の議会では、議員に占める女性の割合が平均的に最低でも２５パーセントとなっている。」
一方で企業では今のところ結果が明確ではないという。クルィシタノフスカヤ氏は、次のように語っている。
「ウーマン・エコノミーという概念が存在する。女性管理職は、職場の雰囲気や社員同士の相互関係をより大きな関心を払うが、
男性管理職は別のものを優先する。
これまで１００年間は男性が支配してきた。彼らは女性たちの要求に合意はしているものの、自分たちが優位にあると考え続けており、
常に人類の歴史における偉大な人物は男性だったという例を挙げている。」
専門家たちは、成功している大勢の男性の背後には、女性がいると言及している。
その女性が専業主婦であろうと誰であろうと重要ではない。彼らの成功に女性が寄与しているのだ。
さらに現在、人材政策において「ジェンダー的多様性」を維持しようと努めている企業は、
経済的な視点から見てより効果的な印象を与えるとみなされている。
以上