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★五輪精神は「大人の対応」 残念な韓国選手の領有権主張
・残念としか言いようがない。サッカー男子3位決定戦の日韓戦終了後、韓国の朴鍾佑
(パク・チョンウ)が竹島の領有権を主張する紙を掲げた問題だ。
五輪憲章は試合会場での政治的な宣伝活動は認めておらず、国際オリンピック委員会
(IOC)が調査している。英紙インディペンデントは「五輪の価値で世界を一つにしようという
ロンドンの試みの輝きが曇ってしまった」と開催国の無念をにじませた。
日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭副会長は「みんなが地元の問題を持ち込んだら、
会場はプラカードだらけになっちゃうでしょ」と言う。現実の紛争や対立は脇に置き、同じ競技に
打ち込む仲間として五輪旗の下で競う。それが五輪精神であり、ヒトラーに利用され、米国、
ソ連のボイコットを経験したIOCがとる「大人の対応」なのだ。そこに「日本の領土なのに」とか
「韓国の領土だから」という当事者の議論が入る余地はない。 (抜粋)
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