12/08/13 13:42:15.15 Tl9LR5Yv0
>通観してみると、かれら自身およびその家族の将来のために高い費用を投じてそなえをしよう
>などとはしない人々ないし活動的な生活を送っている人々に比べると、ゆたかな人々の場合は、
>出生率が一般に低いといってよく、また妊娠率はぜいたくな生活をおくることによって低下する
>ともいえよう。．．．
>人間の心の深奥には、正義の相対性という奇妙な原理が潜んでいる。人間は異なる階級の間に
>認められる不平等より、同一階級の内部に存在する不平等の方にはるかに大きな衝撃を受けるもの
>である
つまり､医者の息子がいい教育を受けて医者になることは､自分の境遇と比較して
不平等とは感じないが､自分と同じ階級の他の家庭が子供を大学にいかせてれば､
自分がそれをしないの不平等と感じてしまい､自分の息子にも大学にいかせてやりたいと
感じるようになる｡
よって､結婚後の生活の費用を高く見積もってしまう｡
よく､結婚に否定的な人の意見で､子供産んだら大学まで出すのに､子供一人当たりいくらかかると
見積もってるのは､まさにその現象｡
大学までいかせる必要ないと最初から考えていれば､結婚後の費用は安く見積もれるかもしれない｡