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円高と電力不足で日本製造業は壊滅的危機に=ポスト危機時代の日本病―中国紙
2012年8月、華夏時報は記事「ポスト危機時代の日本病=パナソニック、ソニー、
シャープが巨額赤字を計上、リストラへ」を掲載した。
5月11日、パナソニックは2011年度の財務報告を発表、7722億円の巨額赤字を発表した。
東日本大震災後の電力不足、タイ大洪水によるサプライチェーンの寸断、
欧州金融危機に伴う円高が原因だと発表している。ソニー、シャープも巨額の赤字を計上。
大規模なリストラにのりだしている。
問題は個別企業の失敗ではなく、円高、電力不足であり、日本企業の共通の課題となっている。
6月5日、経産相が発表した製造業白書によると、日本企業の69%は生産拠点の海外シフトを加速させている。
昨年、野田首相は「我々は今、空前の空洞化という危機を迎えている」と発言した。
このままいけば日本から製造業が消失すると懸念する声すらある。
秋は日本の政治の季節である。先日の内閣不信任案こそ否決されたものの、
これはまだ新たな戦いの始まりに過ぎない。
日本製造業の苦境もまた、日本の政争の新たな火種となることだろう。(翻訳・編集/KT)
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