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11日に行われたロンドン五輪男子サッカーの銅メダル決定戦で、韓国が勝利を収めた直後、
韓国代表ＭＦ朴鍾佑（パク・ジョンウ）が、「独島（日本名：竹島）はわれらの領土」とハングル文字で書かれたパネルを掲げた。
このパフォーマンスが五輪憲章に抵触する可能性があるとして、問題視されている。韓国の複数のメディアが報じた。
五輪憲章では、競技会場などでの政治的宣伝活動を一切認められておらず、また、この試合の前日には
韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領が竹島を訪問していた。同パフォーマンスには
政治的なメッセージが込められているのではないかと論議を呼んでいる。
韓国メディアは、「独島セレモニーのパク・ジョンウ、メダル剥奪の危機」「ＦＩＦＡ、大韓サッカー協会に
パク・ジョンウの独島セレモニーについて、真相調査の要求」などと題し、史上初の五輪メダルを獲得した
サッカー代表チームが予期せぬ悪材料が出たと伝えた。
宿敵日本を破り、史上初の五輪メダルが確定した瞬間、 韓国サッカーの歴史を作った選手たちは
太極旗を持って感激のセレモニーを繰り広げた。この時、パク・ジョンウは観客席から渡された「独島はわれらの領土」と
書かれたパネルを持って、グラウンドを疾走したことが問題になっていると紹介。
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は、オリンピックの舞台で政治的行為を禁止する規定を破ったとして、
パク・ジョンウの表彰式への不参加を求めた。ほかの17選手は出席し、銅メダルを受け取った。
ＩＯＣは今回の事件の調査に入り、続いて直接ＦＩＦＡも真相調査に乗り出すとみられ、
それらの結果に基づいて懲戒レベルが決定される見通し。
大韓体育会の関係者は、「故意性なのか偶発性かという問題もある。ＩＯＣは、韓国側に14日までに、
今回の 事態の疎明資料を提出するよう要求した。最悪の場合は、メダルが剥奪される可能性がある状況で、
サッカー協会は、意図性がなかったこと点を強調する計画」と述べた。
また、「日韓のネットユーザーの場外舌戦も加熱し、議論は拡散している。
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