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★脱原発、日韓で連携を 韓国法律家団体代表が訴え 2012年08月08日(水)
【写真】東京電力福島第１原発事故後に反原発運動を主導した故高木仁三郎氏の著書を読んで
「原子力ほど不必要で危険なものはないと感じた」と話す金英姫弁護士＝７日午後、松山市内
韓国で原発の情報公開請求や新規建設阻止を目的に憲法訴訟を進める
「脱核」法律家グループ「ひまわり」代表の金英姫弁護士（４６）＝ソウル市＝が７日、
松山市で愛媛新聞社の取材に応じ、東京電力福島第１原発事故後の韓国の原発事情を語った。
金代表は日韓どちらかだけで原発をなくしても危険は解消しないと指摘し、脱原発へ連携を呼び掛けた。
金代表は６日の広島「原爆の日」に合わせ来日し、平和記念式典に出席後、
両国の原発問題に詳しい松山大経済学部の張貞旭教授との面会のため来県した。
ひまわりは弁護士ら７５人で構成し、２０１１年７月に発足したという。
張教授を通じ説明した金代表によると、韓国では原発２３基が商業運転し、
稼働時期が１９７８年と最も古い釜山市郊外の古里原発１号機で３月、
運営会社が電源喪失事故を１カ月以上隠蔽（いんぺい）した問題が発覚。
新規立地誘致を決定した自治体で市長のリコール運動が起きるなど、福島の事故後、国民の懸念や反発は激しくなっている。
愛媛新聞 URLﾘﾝｸ(www.ehime-np.co.jp)