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★オスプレイ問題を抱える日本、反米の機運高まる＝北朝鮮報道
北朝鮮の労働新聞は8日、「日本で高まっている反米、反政府機運」と題した情勢
解説で、日本では最近、米軍輸送機（オスプレイ）の配備問題をめぐり、社会的に反米
・反政府抗議の機運が急激に高まっていると伝えた。
7月23日には、12台のＭＶ－22、オスプレイ垂直離着陸輸送機を積んだ船が日本に
到着して、山口山口県岩国基地に搬入された。この輸送機は開発されたばかりで、今ま
でアメリカ本土や海外で事故が30件も発生し、そのうち2件は深刻な人命被害まで発生
したと紹介。
日本の住民は、その配備についてかたくなに反対してきたが、日本政府はこれを無
視し、米国と組んで今回の輸送機配備をついに実現させたと説明。米国の計画による
と、搬入されたオスプレイは試験飛行の段階を経た後、沖縄県の普天間米軍基地で本格
運用され、2014年までに24台が沖縄の米軍基地に配備される予定だという。
輸送機の到着後、日本国内は米国と日本政府を断罪する声に沸いた。沖縄県知事は
声明を発表し、輸送機配備に強く反対する立場を改めて表明。政府が地方政府の意向を
尊重するように要求した。
また、普天間基地のある宜野湾市長は記者会見で、輸送機配備をすでにすべて決定
された問題のように見ることこそ嘆かわしいとし、現地住民の意思のようなものは眼中
にも置かない米国と日本政府を辛らつに非難。山口県知事も記者会見を開き、強圧的な
配備に怒りを爆発させたと伝えた。
(続く)
【社会ニュース】（編集担当：李信恵・田口宏）
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