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★山形大生死亡訴訟 市議会28日全員協議会 市に説明求める
山形大2年大久保祐映さん=当時(19)=が死亡したのは、
山形市消防本部が救急車を出動させなかったためだとして、
母親が山形市を相手に起こした損害賠償訴訟をめぐり、
山形市議会は6日、全議員と市川昭男市長ら執行部が出席する全員協議会を28日に開き、
訴訟の案件を議題に市側の説明を求める方針を決めた。
同訴訟で市は、議会に対し、7月17日の総務委員会で簡単な報告を行っただけだった。
議員からは「総務委に報告して済む案件ではない。全議員が知る権利がある」
「全議員が質疑する機会を設けるべきだ」と、全員協議会の開催を求める声が高まっていた。
全員協議会の開催は議長判断で決定できる。
加藤孝議長は「市は全議員が関心を持っていることに対し説明が必要だ。
裁判で一定の制約があるとはいえ、答えられる部分を答えるのは当然」と話した。
総務委で市側は、議員から求められた指令業務のマニュアルや、大久保さんと消防職員との
119番のやりとりを録音した音声の公開について「裁判に差し支える」として拒否している。
市は「裁判で主張する内容が固まりつつある」(総務課)と話しており、
総務委よりも踏み込んだ内容を説明するとみられる。
市議の一人は「本来はもっと早く全員協議会を開くべきだった。議会軽視ではないか」と不満を口にした。
母親の訴えによると、大久保さんは昨年10月31日、山形市内の自宅から119番し救急車を要請。
市消防本部の職員は自力で病院に行けると判断し、救急車の出動を見送った。
大久保さんは9日後に自宅で遺体で発見された。市側は裁判で争う方針を固めている。
河北新報 URLリンク(www.kahoku.co.jp)