12/08/07 23:53:38.69 3zqVYvBL0
246 :名無し野電車区:2012/08/06(月) 07:42:03.65 ID:jbX1odMl0
784 : アメリカンカール(大阪府):2012/08/03(金) 07:37:02.85 ID:bljZlgxJ0
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橋下流は「安全運転のポピュリスト」 佐藤優氏が分析
橋下徹・大阪市長の政治手法をめぐる評価は、論者によって大きく割れる。独裁的手法
と批判するのが「ハシズム」論だが、作家の佐藤優氏は「レッテル張りは思考を停止させる」
と一線を画す。では、佐藤氏は橋下流をどうみているのか。
―「政治家・橋下徹」をどう評価するか。
橋下氏は外交安全保障に関して余計なことを言わない。ポピュリストは排外主義的な方向、
「我々の調子が悪いのは外国人のせいだ」といった言説を声高に主張することが多い。
橋下氏に賛同している多くの人々、特にネットでサポートしている人々はそうした言説を
吐いているにもかかわらず、その一線を橋下氏は踏みとどまっている。尖閣諸島の購入問題も
当初、石原慎太郎東京都知事のやり方を支持するようなことを言ったものの、その後は
一歩引いている。対応が賢明だ。彼は排外主義を用いるポピュリストではない。
もうひとつ、多い原発の再稼動問題では「容認」に明確に転じた。これは一言で言うと、
資本家、大企業の味方ということ。資本主義社会で経団連とケンカしたら生き残れない。
そこをわかったうえでなおかつ、ポピュリストとして失脚しない程度の頃合いを見ながら
綱渡りをしている。
―敵味方を明確にわける手法はマッカーシズム的だとの批判もある。
確かにマッカーシズム的な要素はある。マッカーシーと同じような人懐っこさがあるし、
歴史の先例では非常に似ている。反面、外交安保に影響を与えないように橋下氏は
ポピュリズムを展開している。外交安保は不確定要因が多く、
自分で操作できなくなるからだろう。