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江戸の大飢饉~この世に現出された凄惨な飢餓地獄を見る~
現代は飽食の時代と言われている。ファミリーレストランやファーストフード店などに行くと、
より取り見取りの食べ物がところ狭しと並び、注文しさえすれば、どんなものでもすぐに食べることが出来る便利な時代である。
しかし、ほんの百年かそこら前には、一片の食べ物もなかったばかりに多くの人間が死んでいかねばならない悲しくて長い過去があったのである。
江戸時代の日本は、そうした犠牲者を数多く出した経験を何度もしているのである。
そのうち亨保、天明、天保と呼ばれるものは江戸の三大飢饉とまで呼ばれ、全国的な規模で各地に甚大な被害を持たらしたとされている。
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エネルギー問題は、なぜ重要なのか?この基本中の基本を述べた本や論説は意外に少ない。
「安くて大量で安定した」エネルギー供給がないと、現代文明は1日として維持することはできず、人類史上未曾有の大悲劇に見舞われ、人口が激減することは100%確実である。
なぜならば、現代人の生活の基盤である、家・建築物、衣服、食糧、食器、紙、家具、上下水道、化学・薬品類、道路・鉄道・船舶などの「最も基本的なモノ」の生産には、膨大なエネルギー投入が必須だからである。
世界全体、あるいは日本全体でも、このモノの生産に全エネルギー消費の約半分があてられている。
重量物でもあるこれらの基礎物資の輸送・配送も考慮すると、全エネルギー消費の3分の2にもなる。
だから、日本でも、世界でも、家庭での直接的なエネルギー消費というのは、全エネルギー消費の1割程度しかない。
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