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京都大大学院薬学研究科の久米利明准教授らの研究グループは6日、青ジソに老化やがんの発生などを予防する
「DDC」と呼ばれる成分が含まれていると発表した。予防薬開発の可能性も期待されている。
体内では活性酸素が過剰にならないよう、抗酸化酵素やビタミンなどの働きでバランスが取られている。しかし、
これが崩れると「酸化ストレス状態」となり細胞を傷つけ、老化やがん、動脈硬化などの一因になると考えられている。
久米准教授らは果物や野菜など12種類について、成分を調査。その結果、青ジソにはDDCが含まれていることが判明。
DDCをラットの細胞に加えると、抗酸化酵素が増加することが確認された。
久米准教授は「効果をさらに検証する必要があるが、サプリメントや予防薬開発につながる可能性がある」と話している。
時事通信 8月6日(月)22時58分配信
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