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(>>1のつづき)
ビデオ、DVDに加えて、2000年代にはネットでアダルト動画が多量に出回るようになった。西洋でも
アダルトメディアの発達は同時期だが、おそらく上記の理由で、現実の性への影響は目立っていない。
一方、日本の若い世代の男性たちは、妄想世界の表現にますます長期間ますます大量に接する
ようになり、しかも性的なコミュニケーションの実体験は乏しいことが多い。日本の若い世代では
その影響は甚大だと思う。
AV女優のような反応をしないといって男性が女性を非難したり、女性にとっては苦痛な行為を行うなど
男性がAVから受け取る思い込みの弊害は、女性がかねてより指摘してきた。女性が求めるのは
ふれあいや関係性なのに、男性にそれが通じないというしばしば聞く悩みも、自己完結的な妄想世界の
肥大と関係があるだろう。
こうしたコミュニケーションにおける男女のずれは、セックスを不満の多いものにし、セックスレスを
導くことにもなりかねない。さらに近年、映像を見ることに慣れる余り、生身の女性を前にすると萎縮
してしまう男性も現れている。そのことにショックを受けて性嫌悪症に陥る人もいる。
よいセックスをしたいならば、AVからは距離をおこうと心がける。男性たちにはそうお勧めしたいと
思うのですが、いかがでしょうか。(以上)