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徳島県は1日、営業に来た出入り業者の女性の脇腹を触るなどした総務課の男性課長補佐(52)を停職3か月、
出張研修を抜け出して上司との私的な旅行に出かけた国際戦略課の女性主任(38)を停職1か月とする懲戒処分を発表した。
県によると、課長補佐は、4月17日午前、県庁1階の通路で女性の脇腹を服の上から触った。
女性から被害届を受けた県警は、課長補佐を県迷惑行為防止条例違反容疑で
徳島区検に書類送検、同区検は7月2日付で不起訴とした。
課長補佐はこれまでにも数回、女性の肩や腕に触っていたといい、県の事情聴取に
「好意を持ってくれていると思っていた。軽率だった」と答えている。
主任は、県教委教職員課の事務主任だった2008年5月、
津市で行われた人権研修を1時間ほどで抜け出し、
当時の上司だった主査兼係長の男性(50)(2010年3月に依願退職)と三重県内を旅行した。
また、同年10月、男性が研修で香川県に出張した際、研修を途中で切り上げたことを知りながら、
事務担当だった主任が、旅費2万20円の請求手続きをした。主任は「自覚に欠ける行為だった」と反省しているという。
今年5月にインターネット上の掲示板に書き込みがあり、発覚した。
昨年12月の県政策企画総局の男性副課長(懲戒免職)による靴下窃盗事件を受け、
県は今年1月に各課の副課長をメンバーとするコンプライアンス推進員会議を設置。
しかし、7月に、暴言を繰り返したとして東部県土整備局の男性主事が懲戒免職になっている。
ソース 2012年8月2日10時42分 読売新聞
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