12/08/01 17:27:42.51 0
ロンドン五輪で競泳の女子個人メドレー2種目を制した16歳の葉詩文(中国)にドーピング(禁止薬物使用)の疑
惑が向けられている。
きっかけは競技初日の28日に行われた400メートルだった。葉はこの種目で、2010年の高速水着禁止以降、
女子長水路で初めてとなる世界新記録を樹立。しかし、最後の50メートルのラップタイム28秒93が、男子400メ
ートル個人メドレーで優勝したライアン・ロクテ(米国)の29秒10よりも速かったことから、欧米メディアなどを中心に疑問
視する見方が広がった。
葉のドーピングを示す根拠はなく、世界反ドーピング機関(WADA)による検査もパス。それでも30日、200メートル
予選に出場した葉にはドーピングに関する質問が集中した。WADAのリンクビスト副会長は、過熱するメディアに「根拠
がなければ、個人の選手を名指しで取り上げることはない」とくぎを刺した。
疑惑の根底には、1990年代に中国選手のドーピングが大量に発覚した騒動があり、北京五輪でも同様に女子の
バタフライ選手が疑われた。葉は31日に200メートル決勝で五輪記録をマーク。「他にも複数の種目を勝っている選
手はいる。なぜわれわれだけに疑惑の目が向けられるのか」と訴えた。 (時事)(2012/08/01-17:09)
URLリンク(www.jiji.com)