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バンダイナムコホールディングス(HD)は31日、フィリピンにカプセル玩具やフィギュアなどの
生産工場を建設すると発表した。投資金額は約14億円。10月に現地法人を設立し、2013年夏に
工場稼働を予定している。
バンダイの大半の玩具を生産委託している中国は急速な経済成長で人件費が高騰。今後は人件費の安価な
フィリピンに自社工場を設立することでコスト削減を図る。
新工場は、フィリピンのバタンガス州リマ工業団地内にある約2万6000平方メートルの敷地内に建設する。
カプセル玩具や戦隊シリーズのフィギュアなどを生産し、2~3年後に約10億円、10年後に約20億円規模の
商品生産能力に引き上げる計画。自社工場でコストや品質管理を徹底することで、3年間で約13億円の
コスト削減を見込む。
バンダイが自社工場を建設するのは、1993年の中国・石家莊(現在は撤退)以来、17年ぶり。
海外の自社工場はタイに続く2カ所目となる。
ソース:URLリンク(sankei.jp.msn.com)