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インド北部の送電系統で30日未明、トラブルが発生し、デリー首都圏など約3億人が居住
する北・中・西部8州で大規模な停電が発生した。詳しい原因は不明だが、電力会社は、
電力需要が発電能力をオーバーした可能性を指摘している。新興国インドで、インフラ整備
が急速な経済成長に追いついていないという事情が背景にありそうだ。
トラブルは現地時間の午前2時半ごろ、ウッタルプラデシュ州アグラ付近で発生。
ニューデリーでは、政府庁舎付近などを除くほとんどの地域で停電し、地下鉄6線全線が朝、
ストップした。給水設備も停止するなど影響は市民生活全体に及んだ。政府は別の送電系統を使い、
正午までに約6割が復旧した。
インドでは、電力不足のため、停電や断水は日常的に発生しており、国民の約4割は電力の
恩恵を受けていないとされるが、これほどの大規模な停電が発生したのは約10年ぶりという。
政府は電力不足の要因を、現在2億人以上いるとされる中間層の増大にあるとしている。
2010年度の国民1人当たりの電力使用量は約820キロワット時と日本人の約10分の1
だが、6年間で34%も増えた計算。
[産経新聞]2012.7.30 17:49
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
30日、停電で止まった列車をニューデリー駅で待つ外国人観光客ら(AP)
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