12/07/30 10:36:39.84 d8lZtgaQ0
“働いて自己実現” “輝いてるワタシ”なんてのは、
ホントはそんなものは、実際にはないの…!!
v―.、
/ ! \ フフフフフフッ…!
/ ,イ ヽ 就職活動の失敗ぐらいで何も死ぬことはないの!
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ / ホントは女性は働くことだけが全てではないの、
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_, < 結婚や出産・育児という大事なものがあるのよ!
! rrrrrrrァi! L. \_______________
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、 今まで、嘘ついててゴメンね…!
./ ヽ> l / i \
最近のフェミニズムは、完全に「働け」イデオロギーに凝り固まってしまい、
「女性はすべからく働くことを目指すべし」という思想になってしまった。
この思想は、「フルタイムで働きつづける女性」を当然のように前提にしている。
いまやフェミニズムは「働きつづける女性」のイデオロギーへと矮小化されている。
現在のフェミニズムは単線化し、一つの公式にはまっている。
すなわち男女平等を妨げているのは女性に経済力がないからだ、
したがって女性は働いて経済力をつけねばならない。
こうして女性の「働く」ことがなににもまして価値があるという観念が支配することになった。
一旦、「働け」イデオロギーが成立すると、その為に邪魔な物は全て価値を落とされ捨てられていった。
「母性」と「子ども」は捨てられ、男性と同じ条件で働くことが理想とされた。
近代を批判することが好きなフェミニズムは、
近代イデオロギーにすぎない「働け」イデオロギーだけは批判しないで、理想にしている。
【元東京女子大学文理学部教授 日本ユング研究会会長 林 道義】