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今度は大阪府寝屋川市で、中学生のいじめによる傷害事件が発覚した。府警は２５日までに、
同じ中学に通う生徒（１４）の鼻の骨を折ったり、髪の毛を燃やしたりしたとして、傷害と
暴力行為法違反容疑で、寝屋川市の中学３年の男子生徒３人（いずれも１５）を逮捕し、
中２の男子生徒（１３）ら２人を補導した。
調べによると、被害生徒は今年５月２６日、加害生徒らと５人で遊んでいた際、川にコイが
泳いでいるのを見つけた加害生徒が「取りに行け」と命令。ズボンを濡らすと、今度は代わりの
ズボンを民家に侵入して盗むよう指示したが、警察に通報され、被害生徒だけが警察に捕まった。
被害生徒は取り調べで、グループのことを素直に供述したことから、加害生徒らは「なんで
俺たちのことをしゃべった」と逆恨み。２日後の２８日、被害生徒に殴る蹴るの暴行を加え、
鼻を骨折するけがを負わせた。
同グループは被害生徒が１年生だったころからいじめを続けていたとされ地元でも札付きのワル。
これまでも深夜のうろつきや喫煙などで、何度も補導されていた。
５月末に学校側から相談を受けた府警は捜査に着手し、今回の一斉検挙となった。加害生徒らは
「面白半分でやった」と供述している。
金銭の要求もあったようだが、捜査関係者は「毎月、数千円ぐらい直接取ったり、おごらせたり
していたようだ。しかし、履歴の残る銀行口座などを持っているわけじゃないし、中学生の小遣い
程度だから、なかなか裏づけが難しい」としている。
▽東スポweb
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