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★オスプレイ:「脅威利用し配備」 フリーマン博士、抑止論を疑問視/沖縄
2012年07月27日
【米ワシントン24日=松堂秀樹本紙特派員】垂直離着陸輸送機MV22オスプレイをめぐり、
ワシントンの非営利組織「米政府監視プロジェクト(POGO)」が安全性や採算性を問題視し、
米政府や議会にオスプレイ購入を見直して代替機に切り替えるよう提案している。
POGOの国防分野の調査員、ベンジャミン・フリーマン博士(政治学)が本紙のインタビューに応じ、
オスプレイ配備で抑止力が高まるとする日本政府の説明に対し
「オスプレイは輸送機。日本に対する攻撃や侵略を防ぐ能力はない」と疑問視した。
フリーマン氏は「巨額の国防費を正当化するため、これまでも『脅威』が利用されてきた」と述べ、
オスプレイも開発計画維持のため米議員らに対する軍事産業側の強力なロビー活動が展開されてきたと指摘した。
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