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・楽天子会社のカナダKoboが7月19日に発売した電子書籍端末「kobo Touch」。7980円という
挑戦的な価格が話題を呼び、三木谷浩史社長が店頭でトップセールスするなど鳴り物入りで
登場したが、発売当日に手に入れたユーザーの一部は、「アクティベーションできない」
「電子書籍が正常に表示されない」など不具合に悩んだ。楽天の直販サイトの端末レビュー欄には
批判が殺到し、炎上状態になった。
楽天デジタルコンテンツ推進室の本間毅執行役員に真相を聞いた。
多くのお客様にご迷惑をおかけしたと認識しています。大きなミスを犯してしまいました。
最終テスト・調整が完了する前のアプリをお客様がダウンロードされ、アクティベーション
できないなど問題が発生しました。
端末にプリインストールされる「青空文庫」のサンプルファイルが、最初のページと最後のページ
しかない不完全なものだったり、表示に不具合が起きたりしていたのは、ダウンロードいただいた
アプリが最終版でなかったためです。また、Windowsの特定のバージョンで、ユーザー名に
かなや漢字を使っていた場合、エラーが出てKobo Desktopをインストールできない問題も起きました。
―スピードを重視するあまり、事前の検証が不十分になったのではないでしょうか。
発売までのスピードを重視したのは事実ですが、大事なプロセスはすっ飛ばしたわけでは
ありません。事前の検証は十分にやっていたつもりでした。
ですが、日本語対応、日本語組版で縦書き、かつEPUB3に合わせていくことに困難が伴いました。
振り返ってみると、すべてにおいて、日本語特有の問題がありました。
―日本語書籍は3万点を用意するとしていましたが、当初のラインアップは約2万点、うち1万点
あまりが「青空文庫」の無料作品という状態でした。
日本語書籍の点数は、出版社との関係をベースにはじき出したもので、水増ししようとしたわけでは
ありません。日々追加しておりその数字に近づいています。7月中には必ず、3万タイトルに到達します。
(>>2-10につづく)
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