12/07/26 07:24:14.66 0 BE:1234515694-PLT(12557)
原発で働く電力会社社員に比べ、請負会社など社外の作業員の放射線被曝(ひばく)が
平均で約4倍の線量にのぼることがわかった。全体の9割近くが社外の作業員であるため、
総被曝線量では約30倍になる。安全教育の水準に差があることに加え、より危険な業務に
下請け作業員を当たらせたためとみられ、「下請け任せ」の実態を映し出している。
電力各社は毎年、各地の原発で作業員が被曝した線量の分布を「社員」と「その他」に
分けて経済産業省原子力安全・保安院に報告している。「その他」はメーカーや下請けなど
「協力会社」の請負作業員らだ。
最新の報告によると、福島第一、第二を除く国内すべての原発で、2010年度に
放射線業務をしたのは延べ6万2961人で、被曝線量は平均1ミリシーベルト
(総線量61シーベルト)だった。このうち、88%の5万5260人が「その他」で、
平均1.1ミリシーベルト(総線量59シーベルト)。「社員」の
平均0.3ミリシーベルト(総線量2シーベルト)を大きく上回った。
*+*+ asahi.com +*+*
URLリンク(www.asahi.com)