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★「不誠実だ」 東電の財物賠償基準で避難者
「避難者を見捨てるような対応」。
東京電力が24日に示した避難区域再編に伴う不動産や家財の賠償の具体策は、
家屋の実勢価格が見通せない中で、賠償額を大きく左右する算定方式の選択を迫った。
不動産などの専門知識を持たない避難者にとって具体策は不誠実としか映らなかった。
生活再建の糸口が見いだせない避難者が長い避難生活から新たな生活に踏み出すためには、
東電がいかに避難者に寄り添い賠償を進めるかが問われそうだ。
家屋の賠償で、個別評価を選んだ場合にほかの算定方式を選択し直せず、避難者は反発を強める。
川内村から郡山市に避難する元団体職員草野勝利さん(67)は個別評価を選択しようと考えていた。
ただ具体策が発表され「数字も分からず、自分で選択肢を選ぶのは難しい。対応に誠実さが感じられない」と苦言を呈した。
葛尾村の農業大友敏弘さん(66)は「自宅をどうするかという現実的な問題がある中、
どれだけ賠償が受けられるかも分からない」と基準の難解さを指摘した。
2012年7月25日 福島民友ニュース URLリンク(www.minyu-net.com)