【福島原発】 吉田前所長「(部下は)地獄の中の菩薩」「原子炉の冷却作業をする人間は撤退できない」…復興テーマでビデオ出演at NEWSPLUS
【福島原発】 吉田前所長「(部下は)地獄の中の菩薩」「原子炉の冷却作業をする人間は撤退できない」…復興テーマでビデオ出演 - 暇つぶし2ch1: ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★
12/07/24 21:23:42.39 0

 東京電力福島第1原発事故で収束作業の陣頭指揮を執り、食道がん療養のため昨年12月に退任した
吉田昌郎前所長(57)が、復興をテーマに福島市で来月開かれる出版社主催のシンポジウムに、
ビデオ出演することが24日分かった。

 約30分にわたるビデオ映像で、吉田氏は危険を顧みず行動する部下たちを「地獄の中の菩薩」と
感謝の念に堪えなかったことや、「原子炉の冷却作業をする人間は撤退できない」と死を覚悟していた
ことなどを生々しく明かしている。

 吉田氏が事故直後の現場指揮官としての心情を一般に向けて詳しく語るのは初めて。

 吉田氏は昨年3月に原子炉建屋の水素爆発が起きた後、部下たちが「現場に飛び込んで行ってくれた」
と語る。その上で「私が昔から読んでいる法華経の中に登場する、地面から湧いて出る地中菩薩のイメージを、
すさまじい地獄みたいな状態の中で感じた」と、部下の後ろ姿に手を合わせて感謝していたという。

 政府事故調などで、東電の全面撤退問題が議論になっているが「基本的に私が考えていたのは発電所を
どうやって安定化させるかということ。現場で原子炉を冷却する作業をしている人間はもう撤退できないと
思っていた。本店にも撤退ということは一言も言ってない」と言い切った。

 昨年3月14日の3号機の水素爆発時は、がれきが飛んでくるなど「(指揮を執っていた)免震重要棟の人間は
死んだっておかしくない状態だった」といい、「これからもう破滅的に何かが起こっていくんじゃないか」と
恐怖を感じたという。

 シンポジウムは長野県小布施町の出版社「文屋」の主催で、8月11日に開かれる。吉田氏が療養中のため
今月11日に東京都内のホテルでビデオを収録。原発の事故処理を指揮する東電幹部のメンタルケアをし、
吉田氏と親交のある人材コンサルタント薮原秀樹氏と対談する形で行われた。

 ビデオ映像には英語訳のテロップも添えられ、薮原氏による「聞くことで支える『福島完全安全宣言』」と
題した講演の後上映される。

▽スポーツ報知
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)


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