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中教審=中央教育審議会は、身体などに一定の障害がある子どもは、原則、特別支援学校に
入学するとした、現在の制度を見直し、子どもや保護者の意向を尊重して、一般の学校も選択
できるようにすべきとした報告書をまとめました。
これは、23日開かれた中教審の総会で報告されたものです。
身体などに一定の障害がある子どもは、原則として地域の特別支援学校に入学することになっています。
しかし、障害がある人が一般の社会で自立して生活するための環境整備が求められるなか、報告書では
「障害がある子どもも一般の子どもも、一緒に学ぶことが重要だ」としています。
そのうえで、入学する学校については、子どもや保護者の意見を最大限に尊重し、特別支援学校も含め、
一般の学校も選択できるようにすべきだとしています。
一方、障害がある子どもが一般の学校に入学する場合は、支援体制の充実が課題だとして、教員の数を
増やしたり、施設のバリアフリー化を進めたりする必要があるとしています。
報告書をまとめた委員の1人で、東洋大学の宮崎英憲教授は、「子どもたちが学びの充実感を得ることが、
自立や社会参加につながる。子どもの実情に応じた支援が必要だ」と話しています。
文部科学省は、今後、実施の時期や支援体制の在り方などについて検討することにしています。
▽NHK
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