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福岡県内で起きた多くの発砲事件や手投げ弾事件への関与が疑われている指定暴力団工藤会(本部・北九州市)対策として、
県警が強化している職務質問に関する内部の申し合わせ事項が、同会側に漏えいしていた
疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。
県警では、東署の警部補(49)が指定暴力団関係者に捜査情報を漏らすなどして現金を
受け取った疑惑が浮上しているほか、工藤会関係先から県警の内部文書が見つかったことも
判明しており、暴力団側への情報漏えい問題は深刻さを増している。
捜査関係者などによると、県警では今年に入り、工藤会関係者に職務質問する際、
同会側からのクレームや訴訟への対策などのため、一定時間を超えないようにすることを内部で申し合わせた。
今春、北九州市内で捜査員が工藤会関係者に職務質問を実施。この際、同会関係者は
所持品検査を拒み続け、「(時間が)過ぎたはずなので、職務質問をやめろ」と
迫ったという。同会関係者は申し合わせ事項を知っている口ぶりで、
捜査員は途中で職務質問を打ち切らざるを得なかった。
この後、情報が漏れている疑いがあるとして、県警幹部が内部で注意を促したという。
県警は工藤会捜査を担当した元警部が今年4月に銃撃されて以降、犯行に同会が関与した疑いが強いとみて、
同会関係者への職務質問を強化。パトロールを徹底し、関係車両や不審人物を見つけると次々に職務質問を行い、
事件解決の手掛かりをつかもうとしている。
これに対し、工藤会側は警察官にICレコーダーを突きつけたうえで挑発し、警察官の
感情的な発言を引き出そうとしたり、職務質問そのものを拒否したりするなど強く抵抗している。
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