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どこの国に行っても、空港におりるとその国独特の文化を示すようなにおいってありますよね。よくいわれるのが、
日本はしょうゆやみそ、韓国はキムチ、インドはカレーでしょうか。多分に先入観というかイメージの問題もあるのでしょうけど。
アメリカはなんだと思いますか? ぼくはエアコンだと思います。空港に着くと、轟音(ごうおん)とともにはき出すにおいが迎えてくれます。
ニューヨークに来た当時のことをよく覚えています。もう音にもにおいにもすっかり慣れました。
エアコンはアメリカで20世紀初めごろ発明され、生活とは切っても切れないものとなりました。アメリカ人のおおらかさからくるのか、
この国でエアコンはうるさいのが当たり前、誰も静かさなんて求めていませんでした。
そんなアメリカの象徴の一つのような製品が、最近変わり始めています。感じのいいレストランやカフェ、ヘアサロンに行くと、
以前より静かになってきたんです。見ると、日本製を取りつけているところが多いですね。
評価されている背景には、日本のホスピタリティーの高さがあるようです。狭い住宅事情からくる細やかな心配りを製品化しているためか、
静音性に優れていたり部屋ごとに電源を制御できたりといった日本ならではの発想が支持され始めています。
ニューヨークの街を歩くと、ほかにも日本の行き届いた心配りがビジネスになっているところを目にします。
日本製トイレの温水洗浄便座が海外で注目されているのは知られていますが、昨秋にはダウンタウンのトレンディースポットで
建築家やデザイナーらが多く事務所を構えるエリア近くに、日本の大手住宅機器メーカーが路面店としてシックなギャラリーを
開きました。ぼくも足を運びましたが、ずらりと便器が並ぶさまは壮観です。
ソース 産経新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
(続)