12/07/22 15:14:31.97 I2LrxabS0
>>1
おみよ「弟が虐められて殺されたの。あいつらただのガキじゃないの!人でなしだよ。寺子屋の先生も、上のお役人もみんなして殺されたこと隠して知らんぷり」
「ねえ、三味線屋のおばちゃん。仕事人って知ってる?もし知っているなら、頼んで頂戴。あたい二分銀きゃもってないけど、お願いします。弟の怨みをはらして」
おりく「そう言ってみよちゃんが来たのがおとつい。その後みよちゃんは手篭めにされて、大川に、、、」
秀「許せねえな。俺は仕事料いらねえぜ」
勇次「寺子屋のの奴も生かしちゃ置けねえクズだな」
お加代「あたいも手伝わせてもらうよ」
主水「おーやだやだ。仕事人が子供の喧嘩の手伝いか?俺は降りるぜ」
おりく「待ちな。八丁堀!あんたを見損なったよ。こんな悪事を、お上が裁けねえワルを殺るのが、仕事人じゃないか!あんたが降りるのは構わないよ。でも、降りるんなら、この稼業はやめちまいな」
すると月代を掻きながら主水は
主水「しょーがねーな。分かったよ。三味線屋!俺はお上の方をやる。仕事料はいらねえよ。供養にでも使いな」
プイと主水は出て行った。
かよ「なんだい!八丁堀の野郎は。あいつは本物の人でなしだね」
勇次「そりゃ違うぜ加代。あいつの出て行く時のツラ見なかったのか?あいつ最初一人でやるつもりだったんだ」
おりく「八丁堀のへそ曲がり!」