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★冗談じゃない! ウナギはもっと安くできる
<言い値市場を許すな>
来週27日の「土用の丑の日」を前に、気になる動きだ。米政府内で、ウナギを希
少生物保護が目的のワシントン条約の対象に加える計画が浮上。条約に基づき、ウナギ
の国際取引の規制を検討しているという。
ただでさえ、ウナギ価格は近年の不漁により、過去最高水準に跳ね上がっている。
仮に国際取引を規制されれば、消費量の多くを輸入に頼る日本市場には大ダメージ。い
よいよ、ウナギの蒲焼きが庶民に手の届かぬ「高値の花」になってしまうのか―。
落胆するのは早い。東京や大阪を中心にチェーン展開する激安うな丼店には、今も
「うな丼1杯500円」のノボリがはためいている。値段の割には味も上々だ。
激安のワケを本社に聞くと、「企業秘密のため、教えられません」とつれない答え
だったが、ある流通関係者は内情をこう分析する。
「中国産の輸入品を上手に確保しているのでしょう。中国産と聞くと、“食の安全”
から不安を覚える人も多いが、現状は違う。日本での違反事例が出れば、中国政府から
営業停止など厳しい処分が待っている。品質を高めなければ、経営危機に直面するた
め、どの業者も安全確保に取り組んでいます。後は相場変動が激しい中、いかに安値で
ウナギを買い付けるかが商売のカギです」
冷凍技術の進化で、中国で蒲焼きに加工した後も、2年間の品質保持が可能だとい
う。不漁による価格高騰を見越し、安値で買い付けた加工品を時間差で市場に投入する
……これが激安の理由のようだ
(続く)
(日刊ゲンダイ2012年7月18日掲載)
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