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★エコカー技術、競争激化 ディーゼルも復権の兆し
日産自動車が世界で大きな流れとなっているダウンサイジング技術を採用したことで、
環境負荷を軽減するエコカー技術の主導権争いが一段と激化する。
ハイブリッド車(HV)のほか、ディーゼルエンジンも復権の兆しをみせており、
エコカー技術を軸にした国際再編も進みつつある。
ダウンサイジング技術はHVよりも安い価格で低燃費を実現できるのが利点だ。
VWはほぼすべてのエンジンでダウンサイジング技術を採用済み。
さらにエンジンの効率を高めるため、「気筒休止システム」と呼ぶ新技術を実用化。
走行中に必要な気筒だけ動かすことで燃費を改善する。
ディーゼルエンジンではマツダが新型SUV「CX―5」で、
新開発の低公害ディーゼルエンジンを搭載し、燃費は18.6キロメートルと
HVを含めたSUVで最高を記録した。約7割の販売をディーゼル車が占める。
独BMWや独ダイムラーも日本でディーゼル車の品ぞろえの充実に動いている。
日本市場で優位に戦いを進めてきたHVではトヨタ自動車がBMWやフォード、
マツダ、富士重工業などに技術を供与し、陣営を広げつつ量産効果で課題のHVのコスト削減を急ぐ。
世界の自動車市場をけん引する新興国市場でも二酸化炭素の排出量を削減できるエコカーの需要は高まっている。
ただ、多極化する市場ですべての環境技術を単独で開発するのはリスクが高い。
今後は開発・生産コストを分散する合従連衡の動きが加速しそうだ。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)
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