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適用まで闘い続ける
朝鮮学校への「高校無償化」制度適用がいまだ実現しておらず、大阪府および大阪市が長年支給
してきた補助金を凍結、廃止した問題で、大阪府下の朝鮮学校教員、保護者、関係者、日本市民らが
19日、大阪市内など5カ所の駅周辺で街頭宣伝とビラ配りを行った。朝鮮学校保護者連絡会の
呼びかけの下、集まった参加者らはプラカードを持って、約1時間にわたり通行人らに問題の不当性を
訴え理解を求めた。
この日、森ノ宮駅前で参加者らと共に1000枚以上のビラを配った中大阪朝鮮初級学校オモニ会の
高吉美会長(41)は「『無償化』問題が長期化する中で、保護者の中では『もう無理かもしれない』という
諦めが見え隠れし始めている。それでも、子どもたちは毎年卒業していく。問題と関連した日本の報道を
通じ、子どもたちは少なからず『自分たちは日本社会で認められないのか』という気持ちを抱いてしまって
いる。あたりまえの権利を与えらない上に、そうしたつらい思いを抱いたまま朝高を巣立って行った生徒
たちを思うと胸が痛い」と声を詰まらせた。「これは、単純に保護者の金銭的負担を軽減するための運動
ではなく、私たちの権利を守る運動だ。たとえどんなに問題が長引いても絶対にあきらめない」。
一方、城北朝鮮学校オモニ会の朱幸枝前会長(46)は、「自分の出来ることを考えて、とにかく何か
行動し続けなければ」という思いでオモニ会の役員を退任した後も、大阪府へ抗議のメールやハガキを
送り続けている。この日も予定を調整して京橋駅前に駆けつけた。
>>2に続く
ソース 朝鮮新報 2012年7月20日
URLリンク(chosonsinbo.com)
マイクスピーカーを使い、通行人に問題の不当性を訴えた。(森ノ宮駅前)
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通行人にビラを配る朝鮮学校の教員(京橋駅前)
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問題が浮上して2年半近くが経とうとしているが、街頭宣伝、ビラ配りなどの地道な活動は続けられている。(森ノ宮駅前)
URLリンク(chosonsinbo.com)