【生活保護】「パンドラの箱がひらいてしまった」「働けるのに働かない人に、お金をあげてはいけない」・・・学習院大・鈴木教授★2at NEWSPLUS
【生活保護】「パンドラの箱がひらいてしまった」「働けるのに働かない人に、お金をあげてはいけない」・・・学習院大・鈴木教授★2 - 暇つぶし2ch1:春デブリφ ★
12/07/20 01:57:59.35 0
高所得なお笑いタレントの母親が生活保護を受給していたことをきっかけに「炎上」した
生活保護受給問題。弱者を支える心の余裕がなくなった世相の反映か、それとも不届き者の
モラルが低下したのか。そもそも、生活保護はどんな人を想定して作られた制度なのか。また、
現在の不正受給が爆発的に増加した原因は何だったのか。制度の問題点と改善策について、
社会保障問題のエキスパートである鈴木亘・学習院大学教授が斬る。(聞き手は広野彩子)

高収入のはずの芸能人の親族が生活保護を受給していたということで、世間を賑わせました。
しかし、どうしてこんなにも簡単に生活保護を受給できてしまうのでしょうか?

■そもそも穴だらけの生活保護制度

鈴木:生活保護申請が通った後、毎年の継続手続きをする時の要件確認が甘く、穴だらけだからです。
これは以前から何度も指摘されていたことです。その代わりに、自治体の福祉事務所は「入り口」の時点で、
怪しい申請があっても受理しないよう、過剰とも言える厳しい審査をしてきました。しかし、
これはこれで問題で、生活保護が本当に必要な人までを追い返す「水際作戦」として批判をされてきました。

ところがリーマンショックで「若者の職がない」ということから、緊急措置として、
生活保護の申請を働く能力がある人にまで認めることを促す通達が出され、堰を切ったように
若者の生活保護受給をぐっと増やす方向に行った。言わばパンドラの箱が開いてしまったのです。

 箱を開けて、救われた人々もいますが、同時に不正受給者という「お化け」も多く出てきてしまった。
でもお化け対策を事前に考えていなかったのです。生活保護を受ける基準を緩和すれば、
必ず不正受給への動きが出てくることは分かっていたはずだと思いますが、現実にはそういう
仕組みが存在しないまま門戸を開いてしまった。

続きます
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