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★いじめ自殺…加害生徒や教員に厳正処分を!
大津市で昨年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年の男子生徒=当時
(13)=が自殺した問題が、国民的な注目を集めている。亡くなった男子生徒の
ご冥福をお祈りするとともに、ご両親には心からお悔やみを申し上げたい。
連日の報道を見ていて、自殺の練習をさせるなど、過酷ないじめの実態に驚くばかりだ。
先週、滋賀県警が捜査に着手したが、学校や教育委員会が適切な対応を取らず、
隠蔽するような姿勢を見せていた以上、当然のことであり、「遅すぎた」ともいえそうだ。
安倍政権時代、重要課題として教育再生に取り組んでいたころ、やはり、いじめを苦
にした子供たちの自殺が相次ぎ、社会問題化した。
ただちに、教育再生会議として、「いじめは反社会的な行為として絶対許されない」
「いじめを見て見ぬふりをする者も加害者」「放置・助長した教員も懲戒処分の対象と
する」いった、緊急アピールを発表した。
いじめの実態を把握するため、全国規模の調査も指示した。ところが、信じがたいことに、
北海道では、北教組(北海道教職員組合)が「いじめによる自殺はない」といい、
調査を拒否してきた。いじめを苦にした遺書を残して自殺した生徒がいたにも関わらずに、
である。子供の命より、自分たちの保身を優先する姿勢に愕然とした。
教育界の構造的問題も指摘されている
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)