12/07/19 00:50:18.48 9Aak6frS0
>>568の続き (小林よしのりのゴー宣道場)byトッキー
● 「さようなら原発10万人集会」は金曜日の官邸前デモとは明らかに違う
サッカー場のメインステージで行われた呼びかけ人のスピーチにしても、戦前の言論弾圧の話を延々続ける
大江健三郎や明治の大逆事件の話を長々続ける
瀬戸内寂聴には、いつ原発の話になるのかと炎天下でやきもきさせられたし、
落合恵子など、「原発も、オスプレイも、基地もいらない!大切なのは命です!」なんて言ってるし、
澤地久枝など、原発を捨てて、小さい国にふさわしい生活をすればいいとか言うし、
坂本龍一の「たかが電気のために美しい国土を汚し、子供に犠牲を負わせるわけにはいかない」
という発言も、「電気なんかいらない」と言ってるかのように誤解されそうで、
これでは自称保守派はせせら笑って一蹴してしまうだろうなあと思いました。
この集会が掲げた、「2030年に原発15%なんて、冗談じゃない!即座に0%です!」
という主張には賛成します。
しかし、それを主張するには、はっきりと原発の代替案があり、未来のビジョンがあるのだと示さなければなりません。
広瀬隆だけは具体的な提案を含む発言をしていましたが、
他は残念ながら「感情論」と片づけられそうなスピーチばかりでした。
これでは逆効果です。
単に「反戦平和」と同じ「左翼の絵空事」と思われたらオシマイです。
昨日は会場が広く、何カ所にも分かれてトークやライブを
やっていたので、私が見ていない場所では違う感覚もあったのかもしれません。
しかし少なくとも私が見た範囲では、一見大人数に見えても、
実は左翼ばかりの「閉じた集会」と感じました。
脱原発を左翼イデオロギーに取り込んでしまったら、もう脱原発は望めません。
左翼陣営の自己満足で終わります。