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丹羽宇一郎駐中国大使が15日、日本へ一時帰国したことについて、
玄葉光一郎外相は日中関係の現状や尖閣諸島（中国名：釣魚島）の国有化をめぐる問題で、
中国側の動向を知るためであり、抗議の意味はないと述べた。しかし、野党議員の言葉として、
野田首相が8月15日に靖国神社へ参拝する可能性があると報じられたことについて、中国の各メディアも大きな関心を寄せている。
大使の緊急帰国は一般的に外交上の「抗議措置」として常用され、
丹羽大使の帰国も尖閣諸島問題に対して「強硬な姿勢を示す中国政府」への牽制の意味があると推測する向きもある。
記事は、「日本国内では石原都知事を公に非難した丹羽大使を更迭（こうてつ）するといううわさもある」とし、
丹羽氏は尖閣諸島問題で消される最初の犠牲かと報じた。
外務省は14日、ベトナムの海岸警備能力の向上に協力することを表明したほか、
東京都は尖閣諸島購入に向けた広告の印刷を開始し、東京都内の地下鉄などに掲出する予定だ。
記事は、「一連の挑発的な行動に加え、野田首相は靖国神社に参拝する可能性があり、
情報の正確さには疑問の余地はあるものの、こうした情報が出てくること自体、
日本政府が右翼化に突き進んでいる説明になる」と主張した。（編集担当：及川源十郎）
サーチナ 7月17日(火)18時52分配信
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