12/07/17 20:53:54.47 Blq/gQGM0
こんなのでも読んでくれたまえ。
>>924
いじめっ子の心理(いじめの原因)
いじめという人権問題の立場からすれば、いじめられっ子は何も悪くなく、いじめっ子が100パーセント悪いことになります。
私は、それまでずっと我慢し続けてきたいじめ被害者と二人で話しながら、一緒になって憤慨し、文句を言います。
しかし、そうであっても、いじめがどんなに卑怯な行為であっても、心理学的、教育的に見れば、
いじめっ子もまた援助を必要としている子どもです。
いじめを長期にわたって続けているこの中には、家庭に問題を抱えている子もたくさんいます。
強い劣等感、人間関係の不安を持っている子もいます。
人生が上手くいかなくて、欲求不満があふれそうになっています。しかりつけるだけでは解決しません。
以前出会ったある生徒さん。とても良い生徒さんでした。ところが、この子が、以前は弱い者いじめをしていたというのです!
その生徒は、家庭環境に恵まれず、ずいぶん辛い思いをしてきました。その中でのいじめでした。
もちろん、だからと言っていじめて良いわけはありません。
けれども、落ち着いた良い家庭に入ることができたとき、いじめは止まりました。
その生徒さんが本来持っていたやさしさが、ちゃんと出てきたのです。
ただし、だからといって、いじめ被害者本人や、家族の前で、
いじめっ子にもそれなりの理由があるとか、この程度のことでとか、
この子だけが悪いんじゃないなどと、かばってはいけません。
被害者側はとても傷つきます。
どんな理由があっても、いじめが正当化されてはいけません。
いじめっ子への援助は、また別の問題として扱わなくてはなりません。
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