12/07/17 13:48:30.70 0
生活保護を受給する資格がないのに、市役所の窓口で居座る者に公務員がひそかに現金を渡す-。
制度のあり方が厳しく問われている生活保護をめぐり、大阪地裁で開かれた刑事裁判で、
「ゴネ得」を助長する異常な実態が明らかになった。約3千万円の保護費を不正に支出したとして
詐欺などの罪に問われた大阪府高槻市の元生活福祉課長、近藤正嗣被告(62)。検察側、弁護側はともに、
近藤被告が「処遇困難者」に現金を渡していた事実に言及した。生活保護の「闇」はどこまで深いのか。(前田武)
■受給者でっち上げ
詐欺事件に発展した不正支出は、近藤被告が生活福祉課長を退いた後の平成22年5月、
不審に思った職員の指摘などで発覚した。高槻市は同6月、近藤被告を懲戒免職とし、
大阪府警に刑事告訴。近藤被告は23年1月、詐欺などの容疑で逮捕された。
起訴状などによると、近藤被告は17年7月~22年5月、生活保護の電算システムを
管理する立場を悪用。架空の受給者をでっち上げるなどの手口で計約3千万円を不正に
支出したとされる。正規の手続きで生活保護を支給できない処遇困難者らに渡していたという。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)