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(CNN) ユタ州南部の砂漠で行方不明になっていた障害者の男性が、消息を絶ってから約1カ月後の12日に無事に救出された。
発見された時、男性は立って歩くことすらままならないほど衰弱していた。
12日午後、捜索中のヘリコプターがエスカランテ川近くで行方不明だったウィリアム・M・ラフィーバーさん(28)を発見した。
家族によると、ラフィーバーさんは自閉症と強迫神経症(OCD)を患っているという。
ラフィーバーさんはユタ州ボルダーからアリゾナ州ページに徒歩で向かう途中で動けなくなり、
カエルや植物の根を食べて飢えをしのいだという。発見時、ラフィーバーさんの体重は約23キロも減っていた。
ラフィーバーさんは病院に運ばれたが、容体は安定しているという。
ラフィーバーさんは6月6日か7日に、父親にユタ州ボルダーで犬といっしょにハイキングしていると連絡したが、
その後連絡がないラフィーバーさんを心配した姉が9日に警察に通報した。
ラフィーバーさんによると、旅の途中で所持金と食料が尽き、ハイキング用具の一部も盗まれたという。
またいっしょにいた犬も途中で逃げてしまった。
発見時、ラフィーバーさんは方位磁石などのハイキング用具を持っておらず、所持品は衣類と靴とライターだけだった。
ラフィーバーさんは夜にライターで火を焚き、昼間は川で体を冷やし、水を飲んでいたという。
ラフィーバーさんの父親は、そのような状況で障害を持つ息子が生きて発見されたのは奇跡だと語った。
ソース CNN.co.jp 7月14日(土)12時12分配信
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