12/07/14 10:10:24.38 0
>>1の続き
適菜は、渋谷で出会った「早く風呂に入って寝てえ!」「肉が食べたい」「腰が痛い」と話しているオッサンみたいな女子高生3人組の話から入り、
頭はハゲかかっているのに、とにかく若く見られたくてしょうがない、気分が子どものままの大人が増えていて、
しかもそれが非難されるのではなく尊重されるような世の中になっていると見る。
こうした意味で、民主党は女子高生ようなオッサンだらけだとして、こう批判する。
「鳩山由紀夫の頭の中は、かつてのコギャルやチーマーとそれほど変わらないのではないか」「菅直人は、自著で独裁と反文明主義を賛美する狂人だった」
そして、言葉が幼くて、自分の立場をわきまえない大人の代表として、橋下大阪市長を評したのが、先の言葉である。
随所に哲学者の言葉を入れながら、意外にも女子高生たちに期待を寄せる。
「女子高生のオッサン化は、キャピキャピと浮かれ続ける醜悪な大人たちに愛想をつかしたからではないか。
社会の幼児化に本能的な警戒心を抱いているからではないか。(中略)日本の将来を救うのは、むしろ現実から目を背けない女子高生たちもしれない」
この見方に私は違和感があるが、最後に引用しているスペインの哲学者オルテガ・イ・ガセトの言葉はいい。
「過去は、われわれが何をしなければならないかは教えないが、われわれが何を避けねばならないかは教えてくれるのである」
以上