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(>>1のつづき)
転職を重ね、現在は大手金融の管理部門に勤める玉井好美さん(仮名、42歳)の年俸は約840万円。
月々の手取りは50数万円だ。以前は家計簿を付けていたが、最近は月々の大まかな支出を把握するだけという。
「給与や昇進、仕事の振り方でも、金融のほうが男女差があまりないように感じます。メーカーに在籍していた
際は、十把一絡げの『女の子』扱いでしたから」
故郷の九州にいる父親(71歳)の話題になると、「若い頃はイケメンだったんです。料理もうまい」と饒舌になる。
一人っ子の玉井さんが独立する前に離婚し、今は年金暮らし。
「休日は、月一回一人で山歩きしてます。あまりお金はかけません。帰省は旅費がハネ上がるので、回数は少ない」
現在、預貯金は2000万円超。「億単位はないと、全然安心できないですね。これから年金どうなるんだろう、とか
心配ばかりしている」。
玉井さんは、周囲から「近寄り難い」と言われるのもうなずける、目鼻立ちのはっきりした容貌。過去に
交際した男性は2人で、ともに20代の頃にお見合いで出会った。
「1人目はバツイチ。2人目はちょっと神経質な人だった」
いずれもイケメン。面食いは一生直らない、と苦笑する。
「父からも、離婚した母からも、『おまえは結婚に向いてないよ』と言われた」
一昨年、20歳近く年上の男性からプロポーズされた。
「海外旅行好きで、悠々自適の方です。でも、年齢は父のほうが近い。『父のほうが男前だわ』
『父が悲しむかも』とか、『体臭が嫌』『金歯が見えるのが嫌』等々、あれこれ考えすぎてしまった。
恋愛感情がなくても、結婚ってできるんでしょうか…」
結局、相手から“来てほしい”と懇願してきたメールを無視してしまったという。
「老後のための結婚とはいえ、相手が年々変わっていくのを、受け容れる自信がありません」
でも、会社にいつまでしがみついていられるかわからない。お金なしで長生きしても……と
嘆息する玉井さん、父よりも私が先に逝く予定なんで、とおどけてみせた。(以上、抜粋)